亜鉛の飲用と風邪症状の持続日数
<出典>The Journal of infectious diseases 2008 Mar 15;197:795-802
亜鉛を飲用したグループは、亜鉛を飲用してないグループと比較して鼻水や咳の自覚症状の治りが早まり、風邪症状の持続日数が短縮した。
- 研究種別
- 臨床試験
- 方法
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対象:風邪をひいている18歳以上の男女
人数:45名
試験食:亜鉛(13.3㎎/粒)を含むトローチ、亜鉛を含まないトローチ
飲用期間:風邪症状が治まるまでの期間毎日起きている間2-3時間おきに飲用
評価項目:風邪症状の持続日数
(風邪症状の10項目について4段階で毎日評価しその合計が0又は1になるまでの日数。) - 結果
- 亜鉛を飲用したグループは、亜鉛を飲用してないグループと比較して鼻水や咳の自覚症状の治りが早まり、風邪症状の持続日数が短縮した。